第９５回全国高校野球選手権大会 １０日目 結果

第一試合

　　　　　　　花巻東（岩手）　　７　　対　　６　　済美（愛媛）

1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	計
花巻東	2	0	1	0	0	0	0	0	0	4	7
済美	0	0	0	0	0	0	1	2	0	3	6

花巻東はセンバツ準優勝の済美を破りベスト８一番乗りを果たしました。花巻東は１回３連続安打で満塁とし死球と犠飛で２点先制、３回にも１点をあげました。７回に１点返した済美は８回、無死一三塁で宇佐川の適時打、２死三塁から太田の適時打で同点としました。延長10回花巻東は４本の長短打などで一挙４点をあげました。しかしその裏、済美は安樂の３点本塁打で１点差と追い上げました。その後も無死２塁としましたが、バントミスなどが響き、一歩及びませんでした。

第二試合

　　　　　明徳義塾（高知）　　５　　対　　１　　大阪桐蔭（大阪）

1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
大阪桐蔭	1	0	0	0	0	0	0	0	0	1
明徳義塾	0	3	2	0	0	0	0	0	X	5

明徳義塾が大阪桐蔭を破って、２年連続ベスト８進出を決めました。明徳義塾は１点を追う２回１死二三塁から捕手のけん制悪送球で同点とし、さらに岩見の２点適時三塁打で勝ち越しに成功しました。３回にも西岡の２点適時二塁打で追加点をあげました。明徳義塾の岸は力のある速球をコーナーに決め、２回以降無失点。大阪桐蔭は、峯本のランニング本塁打による１点だけで、夏連覇の夢を絶たれました。

第三試合

　　　　　　鳴門（徳島）　　１７　　対　　１　　常葉菊川（静岡）

1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
常葉菊川	0	0	0	0	0	0	1	0	0	1
鳴門	3	0	0	5	3	1	0	5	X	17

鳴門は21安打で常葉菊川に大勝し63年ぶりにベスト８へ進出を決めました。鳴門は１回、２敵失と安打で２死満塁から日下、松本の適時打で３点を先制しました。４回にも２安打と四球で１死満塁とし甲本の２点適時二塁打、さらに３連続の適時打など、この回６長短打を集中し一挙５点を挙げました。その後も得点を重ね21安打で大量17点。常葉菊川は投手陣が崩れ、打線も板東に４安打１点に抑えられました

• 1
• 2
• 3
• 4
• 5
• 6
• 7
• 8
• 9
• 10
• 11
• 12
• 13
• 14
• 15

1回表

１番登地はセンターフライ。
２番榊原は一塁フライ。
３番遠藤は見逃し三振。

1回ウラ

１番中野はセンターフライ。
２番甲本はショートゴロエラー
３番河野は一塁ゴロ。野手が二塁へ悪送球。１死一二塁。
４番伊勢は空振り三振。
５番橋川はレフト前安打。
２死満塁。
６番日下はセンター前２点適時打。２対０。２死一二塁。
７番松本はレフト線適時二塁打３対０。２死二三塁。
８番板東は二塁ゴロ。

【投手】	常葉菊川: 渡邊(竜)‐穂積‐堀田‐渡辺(尚)‐安室 鳴門: 板東	【本塁打】	常葉菊川:   鳴門:

	安打	本塁打	四死球	三振	エラー
常葉菊川	4	0	4	8	3
鳴門	21	0	8	2	1

第四試合

　　　　　日大山形（山形）　　５　　対　　２　　作新学院（栃木）

1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
作新学院	1	0	0	0	0	1	0	0	0	2
日大山形	3	0	0	0	0	0	0	2	X	5

日大山形が競り勝ち、７年前県勢として夏初の８強入りして以来のべスト８を決めました。日大山形は１回１点先行されたその裏、浅沼と武田の連続適時打で３点をあげ逆転に成功しました。１点差で迎えた８回に、庄司と青木の適時二塁打で貴重な追加点をあげました。日大山形の庄司は切れのあるスライダーとチェンジアップで12三振を奪い完投。作新学院は６回小林のソロで１点差としましたが、及びませんでした。